6月7日、阿蘇カルデラスーパーマラソン100kmの部に参加しました。
4年連続4回目の参加です。どうやら、阿蘇ジャンキーになってきたようです。
例年と同じく、前日の金曜日は早めに就寝し(10時くらいだったかな?)、1時20分に起床。パスタやトーストを大量に車に積んで出発です。
スタート地点に向かうバスの中でひたすらもぐもぐカロリーを補給します。
今年の天気予報は曇りのち晴れ、気温は25℃とやや高めのため(結局29℃まであがったそうです!)、自己ベストを狙うのは早々にあきらめ、10時間30分を切れれば、という目標を立てました。
朝5時、1100人のランナーとともにスタートしました。
ところが、いざ走り始めるとランナーの性で、サブ10(10時間切り)を狙いたくなるものですね。
最初の10kmを47分で通過して、20kmまでの上りをガンガン走っていたら、急に気分が悪くなり、足元がフラフラしてきました。
天気は晴れで、気温は予想以上に上がっています。そんな中飛ばし過ぎたため、軽い熱中症になった模様です。
早くも15km過ぎから、急にスローダウンして、とぼとぼ走るのがやっと、という状態になりました。
のろのろと25km通過。
あと75km。。
ぜったい、無理。。。
「今年こそリタイア。。」
心はとっくに折れているのですが、今年は例年に増して沿道の応援の方が多く、かつ、パンフレットで調べて自分の名前を呼んで応援してくれます。
これは本当に嬉しく、とてもリタイアできる状況ではなさそうです。
何とか完走することを目標に走ったり歩いたりを繰り返すうちに、40km付近でウルトラ名物の復活をすることができました。
そこからやっと普通に走ります。
42.5km通過4時間16分。
50km通過5時間1分。
去年より、25分くらい遅いペースです。
ならば、10時間30分を切れるかもしれない、と思い直して走ります。
しかしながら、気温の高さにやはりスピードを上げることができず、急激な下り坂を下りた92km地点で力尽きました。
後は、エイドでかき氷や(95kmのエイドは阿蘇史上最高の素晴らしいエイドでした。いったい、エイドの人は何百人分かき氷を作ってくれたのでしょう?しかも、いろんな味が用意され、希望者には練乳をかけてくれるという徹底ぶり、、あのエイドは天国でした!できればずっといたかった。)チョコバナナ、新じゃがなどを楽しみ、ゆっくりゆっくりゴールへ。
ゴール直前だけ元気そうに走って、10時間59分28秒でゴールしました。
去年はゴールした後感極まって、しばらく号泣していましたが、今年はなんとも「もやっと」したゴールでした。
「もっと応援の人、ボランティアの人にありがとうと声をかければよかった。」とか
「暑かったけどもう少し頑張れたのはないか?」とかいろいろもやもやしました。
ウルトラマラソンはやはり、奥が深いですね。
少なくとも、自分の思うような走りはなかなか難しいです。
大会にかかわったすべての方、本当にありがとうございました。
特に、ランナーの気持ちを本当に分かっているエイドの運営は感動的です。
あんな山の中に氷で冷やしたかぶり水をエイドごとに用意するのは大変なはずです。
そして、繰り返しますが「かき氷!」
エイドにかき氷を用意しようと発案し、実行した方々に心から感謝します。
また1年生き延びたら、来年!必ずお世話になります。
皆様また来年会いましょう。阿蘇、最高です♪
上:ランニング好きな方必読♪タイトルには僕も激しく同感。友達の樋口先生のページは読みながら泣きました。