マラソンばかりのブログの院長です。興味のない人、ごめんなさい。
2月10日、愛媛マラソンに参加してきました。年末年始に、体重を絞り(69kg→65kg)、珍しく走り込み、ベストコンディションで参加できました。
天気は快晴、体調も万全、しかもスタート前に高橋尚子さんと話をすることができ、テンションMAXでスタートしました。
さすがに体が軽く、1km4分30秒ペースでラップを刻みます。
そのペースで走ると、いつものマラソンと周りの光景が全く違います。
周りは、陸連登録選手だらけで、一番速いブロックのSカテゴリーの選手とそれに続くAカテゴリーの選手しかいません。
中間点を1時間34分で通過。このままのペースだと3時間9分という前代未聞のタイムでゴールできます。
しかも十分に余力がありますし、心拍数も150前後で落ち着いています。そのペースを守りながら35km通過。2時間39分。後7kmです。
その先にある坂を一氣に登り、降りた38km過ぎ、急に体がおかしくなり始めました。
これまで体験したことがないスピードに、体がついていかないようです。心臓は苦しくないし、筋肉も痛くないのですが、強い吐き気に襲われ、自分でも蛇行していることが分かりました。
かすかな記憶では、40km付近でランナーにハイタッチしていた高橋尚子さんも、「大丈夫?しっかりして!」とかけよって手をさすってくれました。
「自己ベストのペースで走っているのに、ここで終わってしまうのか?」と思った次の瞬間、愛する人達が自分を呼ぶ声が、応援してくれる声がはっきり聴こえてきました。
「ずっと一緒に走ってくれていたんだね。。。」
自分を支えてくれる人達の愛を感じ、感謝の氣持ちで一杯になりながら、ゴールまで背中を押してもらいました。
グロスタイム3時間17分12秒。
最後の3kmで大きくタイムロスし、平凡なタイムになりましたが、3年振りに自己ベストを出すことができました。
もちろん、自分の力で出した記録ではありません。
ずっと一緒に走ってくれて、苦しい時に声をかけ続けてくれて、支え続けてくれた人達のおかげです。
神様、素敵な人達に出逢わせてくれてありがとう。
心から感謝しています☆
右:健康オタクの自分のバイブル的1冊「フィット・フォー・ライフ」
この本を読んで、無限健康を理解し、実践しています。