チャリティで同行する子供達は15・14・12歳(全員女の子)と多感な年頃。
TDLでのアトラクションなどでは余り苦労がないかも・・とか、思いつつコミュニケーションはどうだろう?大人サンタ3人は一瞬悩みましたが、“ダイジョーブ。思いは通じるよ”で、スタート。
「おはよう!今日一緒に行動させて戴くセキミツルです。よろしくね!」
と、ことさら(?)明るく切り出した私。 内心ドキドキでした。
が・・・・・。不安な気持ちはどこへやら♪
「○○です。宜しくお願いします!」と気持ちの良いご挨拶。そして、すぐに「ミツルさーん!アトラクション何から行きますかぁ。」と幸先の良い滑り出し。
自分の意見を一番に通そうと我をはる子。自分の意見を全く言わない子。興味ある時しか参加をしない子。とそれぞれカラーが違いましたが、“一緒に楽しもう”という事を殊更伝えて時間を過ごす毎に、素晴らしい出来事が。お互いがキモチを尋ね合い、お互いの欲求を満たすために「じゃあ、どうしようか?」と話し合う。なんてステキなことでしょう。
まさに、観察・傾聴ですね。自分達大人が毎日必死こいて勉強していることを難無く、しかもさらりと行う素晴らしさ。
何より、帰る間際に自分からは一切口火を切らなかった子と二人きりでみんなを待っている時にぽつりと「今日は楽しかった。有り難う。また来年もこれたらいいな」と。
鼻水だけでなく、涙まで出そうになるのを必死に堪えた私でした。
お見送りの時も、バスが角を曲がって見えなくなるまでずっと一生懸命手を振ってくれた彼女たち。
子供達を楽しませる!というよりも、子供達から協調性の素晴らしさ・出会いの感動を学ばせて頂くという、イベントでした。感謝・感謝。
加えて、一緒に行動を共にしたメンバー2人。特に、リーダーは素晴らしい方で、私が持っている蟠りを払拭してくれました。彼の行動遍歴や考えを聞いていると、沢山の気づきや勇気を貰えました。彼の「今日も最高な一日を」を真似て私も生きて・活かされていこうと思います。
院内旅行について
社会人になって10数年経過しているのに、実は社員旅行というものが初体験の私・・・。10年勤めた前前職ではフリーな旅行には行くくせに、どういう訳か医局旅行だけは行きたくなくて、何のかんのと避けてきた私。が、今回何が違うって!たのしー!!の連発。毎日一緒に朝から晩まで働くスタッフですが、違う一面が見れ。ぷぷぷ。全員で共に行動する。つまり、協調性や集団行動でのマナーや互いを思う心。状況に応じて行動する機転。これらのことは勿論、普段の仕事上においても非常に大切なことですが、それを再確認させられる素晴らしい旅行でした。
多忙な診療の合間に旅行の計画・手配。先導に立ってスタッフを導いて下さった院長に多大なる感謝です。是非是非来年も!そして来年は手配の段階からお手伝をしたい私です。