コーチング日記

第7ステージその1 タイムマネジメント

under コーチング日記 at 2008-7-1

1年ぶりの更新となりました♪「コーチング日記の続きが読みたい♪」と励ましていただいた先生方、ありがとうございました。
現在18個目のクラス「タイムマネジメント」を受講しています。CTPを受講し始めてまる2年になりますので、このままでは規定の3年以内に全36クラスを受講することは難しい状況ですが、留年してでも長く学んでいくつもりです。

さてあなたが欲しいもの、改善したい領域って何でしょう?
これは万国共通で4つあり、お金、健康、人間関係、そして時間と言われています。

ところで「時間がない。時間がない。時間さえあればやりたいことが出来るのに。」って普段言っていませんか?私は昔よく言っていました。引き寄せの法則を学んでからでもしばらく言っていたくらいです。

リフレームしておきましょう。「時間は自分に必要なだけ、ちょうどある。」

さて、今学んでいるクラスはタイムマネジメントです。先日、非常に大切な約束を、時間を勘違いしてすっぽかしてしまった自分にとって、必須のクラスです。
ではタイムマネジメント(時間管理)とは何でしょう?
システムダイアリーを使うこと?
ブロッキング?(注:出来事やアポイントメントをスケジュールに入れるとき、何もスケジュールされてない時間のブロックができるだけ長くなるようにスケジューリングすること)

このクラスでは、私は次のように学びました。
「タイムマネジメントとは、人生のマネジメントである。」
納得しました。タイムマネジメントとは、自分の人生において何を大切するのかを明確にして行動することだったのです。より少ない時間でより多くのことをすることではないのです。

コーチから出された3つの質問を書いておきます。
1.あなたの人生にとって、大切なものは何ですか?
2.その大切なものにちゃんと時間を取っていますか?
3.その時間を作るため普段の時間の使い方で工夫できることは何ですか?

さあ、今日も自分のミッションに沿って生きていきましょう♪

上:今年、というかここ何年で最高の本です!この本との出合いに感謝♪

第6ステージその4 CTP近況報告

under コーチング日記 at 2007-7-14

早いもので、昨年6月より受講し始めたCTPも1年が経ちました。今、12個目のクラス「ストレスコントロール」を受講しています。
コーチングにストレスコントロールが必要な理由についてですが、コーチングでは、自分自身をコントロールすることがとても重要です。そして、自分自身をコントロールするためには、ストレスコントロールが大切となるというわけです。

ところで、ストレスって何でしょう?

ストレスとは、一般的には悪いイメージがありますが、ストレスそのものはいいものでも悪いものでもなく、「自分の周りに起きた出来事に対して、自分の心と体が適応しようとするエネルギーの発生状態」のことだと定義されます。

どのくらいストレスがかかっているかというストレスの大きさのことを「ストレスレベル」と呼びますが、このストレスレベルが上がりすぎると、人によっていろいろな症状が出はじめます。
私の場合は「いらいらする」ってことですが、人によってさまざまで、風邪を引いたり、頭痛がしたり、胃潰瘍になったり、うつになったり…
このような症状を「ストレスサイン」といいます。

ストレスサインが出たときは、「ストレスがかかりすぎているのかも。コントロールしよう!」という感じで、ストレスには自分で責任を持つことが大切ではないかと感じました。

うーん。面白い。ストレスを知り対応することで、人はより自立し、前向きになる!という訳ですね。

ところで、全くストレスがないと、なまけてしまって、生産性が落ちますよね。とかいって、ストレスがありすぎても頑張れない…
自分にとって一番やる気が出る、頑張れる、生産性が高いストレスレベルのことを「最適ストレスレベル」というそうです。
ということは、今自分にかかっているストレスレベルを最適ストレスレベルにコントロールできれば、ストレスを自分にとってプラスに利用できるということです。

例えればヨットが風を受けて速度を速めるように。

学びが深いクラスになりそうです。クラスコーチ及びクラスメートにも感謝です。


上:いまさらながら読み始めました。ベストセラーですが、やはり学びが多いです。

第6ステージその3 CTP経過報告

under コーチング日記 at 2007-2-3

久しぶりの更新になりました。昨年6月から始めたCTP(コーチ・トレーニング・プログラム)も8か月目を迎えました。全36過程のうち、やっと7過程を先日修了しました。(遅い…)これでも必死で時間を作って参加した結果です。
一番最近履修したクラスは、「目的を持って聴く」というクラスでした。これとは別に「聴く」というクラスもありますから、いかに聴くことが大切でかつ奥が深いかが分かりますね。

クラスの最初に「コーチとして聴くとは?」について説明がありました。それは「話し手(クライアント)が話していること以上のことを聴き取り、feed backで返すことにより、新しい視点に気づいてもらいこと」だそうです。

自分は来院される方の「話していること以上のこと」を聴き取れているのだろうか?
そのようなアンテナを張って、日々人の話を聴きたいと思います。
2006年は多くの失敗、ではなくて多くの体験をしました。愛される幸せなチームをつくるため、2007年は「コーチング漬け」です。
いつもご指導いただくW先生、こんなブログを読んでもらってるT先生、今年はやりますよ!

2006年8月25日 感性が鋭い歯科医師日本一

under コーチング日記 at 2006-9-14


上:K先生(左)とともに…S歯科医院はとても温もりがある素敵な空間でした

8月25日、チームメンバー3名と一緒に宮崎県日南市まで行ってきました。目的は、かねてから尊敬しているS歯科のK先生にお会いするためです。K先生は、「ハッスル隊」という楽しいクラブを作って、子供の虫歯予防に力を入れていらっしゃいます。

診療室を見学する前日、K先生に地鶏とワインでもてなしていただきました。K先生は、茶道、俳句、旅、ワインなどが趣味とのことで、話をお聴きするにつれK先生の感性の鋭さ、豊かさに改めて感心し、多くの学びをいただきました。

次の日、診療室を見学して、「ハッスル隊」も見学することができました。「子供達が虫歯予防を楽しむことができる会員制のクラブ」…なごみ歯科医院でも「ハッスル隊」を実現して、子供達にきれいな歯をプレゼントしたいという思いを、メンバーと共有しました。

ただ今、「なごみハッスル隊」発足に向けて企画中です。惜しげもなくノウハウを教えていただいたK先生、本当にありがとうございました。子供達の歯を守るため、私達も頑張りますよ!


上:見学後は飫肥の町を観光しました。懐かしい感じがする、とても穏やかな場所でした。

第22話 第6ステージその1 CTPからの気づき

under コーチング日記 at 2006-8-9

そういうわけで当面は週に1回、CTPを受講することとしました。毎回の予習や、宿題はなかなか手ごわいです。まるで学生に戻ったかのような感じで頑張っています。

そんな中、授業から得た気づきや、自分を変えるきっかけみたいなことを書いていこうと思います。

先週は、「学習スタイル」について学びました。「コーチングと学習がどう関係するの?」という点ですが、学習する力がつくと、成長する力がつき、より早い目標達成が可能となります。そのため、最高の結果を出す最高の学習方法について学ぶことが大切なのです。

さて、早速ですが先週の気づき。
「モチベーションを高めるためにどんなことをしますか?」というテーマでディスカッションをしていたときの事です。

高校の先生をしているある参加者から次のような意見が出ました。
「勉強しろ、って言ってもなかなかやる気が出ませんよね。だから生徒に「そんな言葉だったらやる気が出る?」って聞いたんですよ。そしたら、「成功のプロセス」と言い換えるといいということでした。そのことがあってから、「勉強!」ではなく「成功のプロセス!」って言うと生徒達は結構勉強するんですよ。」

なるほどっ!じゃあ、自分は?今の仕事はどんな言葉だったらやる気が出るのだろう?

そうだ!!
「仕事という言葉を、幸せ作りと言い換えよう!」

自分は毎日「幸せ作り」をしているんだ!
私はこの毎日の幸せ作りを楽しんで過ごします。

第21話 第5ステージその4 電話会議を体験する

under コーチング日記 at 2006-8-9

CTPのクラスは、電話会議で行なわれるわけですが、それでは、電話会議ってどんなものなのでしょう?CTP説明会に参加したら、電話会議の無料体験ができるとのことだったので、さっそく申し込みました。

電話会議は、1本の電話回線を20人くらいでシェアし、意見交換や質疑応答を行ないます。
「20人も同じ電話で話をすると、退屈なのではないか?そんなやり方で学習効果があるのだろうか?」私は半分疑いながら参加をしてみました。

ある晩、参加者13人とコーチの進行で、電話会議体験を受けました。最初に、電話会議のメリットについて説明がありました。
1.聴くことに集中できる
2.どこにいても勉強できる
3.たくさんの人の意見を聴ける
4.自由になる時間にリラックスして受けることができる

なるほどなるほど。

5.経費が安い…この点だけはどうかな?と私は思います…CTPの受講料57万円を払う瞬間はさすがに落ち込みましたけど…

1時間ほど、効果的な質問(クローズドクエスチョンをオープンクエスチョンに言い換える)の練習をしたり、ある参加者にクライアント役になってもらい、他のみんながコーチ役をしたりしました。

そして受講した結論は…「面白い!いろんな意見を聴くことができるので、退屈しない!」ということでした。ただし、受話器をずっと持っているので、「腕が痛いっ!」

この電話会議体験を経て、次のように感じました。
「授業はかなり楽しそうだ。これならCTPの受講も楽しんでできそうだ。」
しかしこの時、実際のCTPでは、宿題がたくさん出ることなど予想もしていなかったのでした。

第20話 第5ステージその3 そもそも、CTPって?

under コーチング日記 at 2006-6-30

上:CTPのテキスト一式、ダンボールで送られてきます

さて、コーチングを勉強するためのCTP(コーチ・トレーニング・プログラム)とは具体的にはどのようなものなのでしょうか?コーチ21の資料から抜粋してみます。
「CTPは、コーチングスキルを学ぶための36モジュール(約144時間)の電話会議と集合研修で構成されています。」

…よく分からないので平たく言い換えます。
1.授業は電話で行なう
2.授業は36クラスで構成される
3.1クラスは1時間の電話会議4回で構成される。クラスは毎週1回行なうので、1クラスを履修するためには4週間が必要
4.1度に履修できるクラスは2クラスまで。1週間に2クラス学ぶと約1年8か月、1週間に1クラス学ぶと約3年で全過程を修了する

また、CTPの特徴としてこんなことが言えそうです。
1.電話1本で学習できる
2.履修の期間が長い
3.1997年から行なわれており、比較的歴史がある
4.コーチの資格を取得することができる

この「コーチの資格」って何だかかっこいいですね。興味ありありです。
とりあえず一番取得しやすいのは、「認定コーチ」っていう資格です。

認定コーチについてコーチ21の資料を読んでみます。
CTPの最初の8クラスを受けると、(財)生涯学習開発財団認定コーチの受験資格を得る。
受験資格は、
1.CTPの最初の8クラスを修了すること
2.コーチをつけていること
3.クライアントを5人持ち、3か月以上のセッションを行なうこと

何だか楽勝そうです。CTPの最初の8クラスなんて、最短で4か月で修了します。これなら、簡単に取れちゃうのでは?

さらに一度コーチ21の資料を読んでみます。「2005年現在、CTP受講生は約4000人以上…認定コ―チ資格取得者数は1372名…」
あれ?たった3割?
大きな謎ができましたが、私はせっかく学ぶのだから資格を取得できるよう頑張ります。
どなたか私のクライアントになってくれますか?もちろん無料です。(笑)

第19話 第5ステージその2 CTP説明会

under コーチング日記 at 2006-6-19

説明会当日、会場に行くとすでに20人くらいの参加者が、コーチングを紹介するビデオを見ているところでした。(要は自分が遅刻したということです。)雰囲気はまるでマルチ商法の説明会みたいです。「何か変なところにきてしまったなあ。」私は正直、かなり引いてしまいました。

コーチングを紹介するビデオが終わると、パワーポイントでのコーチングの説明になりました。コーチングの語源、定義、最近注目を集めている背景、3つの原則etc…このあたりは、文化サークルでも聞いていたことなので、すんなり耳に入ります。

説明会も中盤に差し掛かったときでした。
「それでは、今からコミュニケーションについて一緒に考えたいと思います。どなたか一人、前に出ていただけますか?」
コーチ21のスタッフのIさんがそう声を掛けました。手には、なぜだか新体操で使うボールを2個持っています。

参加者の中からTさんがボランティアとして前に出てくれました。何をするのだろう?

I「それではTさん、今からキャッチボールをします。いいですか?」
T「はい。」
I「今からボールを投げます。」 

Iさんは、Tさんにやさしくボールをパスし、Tさんが受け取ります。

I「Tさん、今のボールはどんな感じですか?」
T「とても受け取りやすいです。」
I「では、これはどうですか?」 

「ボン!」 Iさんは突然、Tさんにボールを投げつけました。

I「Tさん、今のボールはどうですか?」
T「とても受け取れません。冷たい感じがします。」

すごく単純なデモンストレーションですが、自分の中に気づきが起きるのがわかりました。
「そうか!これがコニュニケーションなんだ!自分はこれまで、自分が投げたいようにボールを投げていた。「今からボールを投げますよ。」とか「ボール投げていいですか?」と聞くこともなければ、相手が受け取りやすいように優しいボールを投げることもしていなかった!」
自分がしていたことは、例えるならまるでドッジボールだったのです。

この後、いろいろなキャッチボールのデモがありました。後ろを向いたTさんにわざとボールをぶつけたり、ボールをやる気なさそうに転がしてみたり、お互い声を掛け合って2つのボールを使って上手にキャッチボールをしたりetc…

このデモンストレーションは、コミュニケーションを視覚化して理解するという点でとても面白かったのですが、文章ではその面白さをとても伝えきれないので、是非興味のある方はこのデモを実際に見ていただきたいと思います。
目からうろこが落ちますよ!

その後2人組でのコーチングスキルの実習や、CTPの説明がありました。私はこのキャッチボールですっかり参ってしまったため、CTP申込書にその場でサインをし、提出して会場を後にしたのでした。

説明会恐るべしという感じですが、とにかく、迷っていたところに背中を押してもらったということなのでしょう。こうして、コーチになる勉強をするため、CTPの受講をすることに決めました。

第18話 第5ステージその1 コーチ・トレーニング・プログラム

under コーチング日記 at 2006-6-5

コーチの資格取得に興味を持った私は、早速ある日のセッションで小林コーチに尋ねました。
「小林さんは、コーチになるためにどんな勉強をしたのですか?試験とかあるのですか?」

私が何を聞きたいのかはバレバレだったようです。小林コーチの返答はダイレクトでした。
「コーチ21(トウェンティワン)のCTP(コーチ・トレーニング・プログラム)がいいよ。ちょうど説明会が今度福岡であるから、それだけでも出てみたら?イメージが湧くと思うよ。コーチ21のホームページを見れば詳しいことが書いてあるよ。」

「はーい。」私は早速コーチ21のHPをチェックしました。
コーチ21のHP http://www.coach.co.jp/ 
ちょうど2か月後にアクロス福岡でCTPの説明会があるではないですか!

「今度のCTPの説明会に行こうかと思います。」と私。
するとコーチは、「縁があるものは向こうから自分に飛び込んでくるよね。「コーチになる!」と決めたら後は早いよ。」とまるで私がコーチになる勉強をすると決まっているかのような口ぶりです。

「とりあえず、説明会だけ聞きに行こうかな。その後CTPを受けるか受けないかは別問題。」
私は軽い気持ちで、CTPの説明会に出かけることにしました。

(補足:日々のコミュニケーション方法を変え、自己成長することもコーチングの勉強になります。つまり、「コーチングの勉強=CTPを受けること」ではない訳です。
しかし、ミーハーな自分にとっては「毎日の生活の中で勉強しています。」と言うよりも「専門のプログラムを受講しています。」の方が何となくかっこいいように感じました。これがCTPに興味を持った真の理由です。)

第17話 第4ステージその4 ミーティング第1回よりその2

under コーチング日記 at 2006-5-9

小林さんは続けました。「まず、今日のミーティング、どのようなミーティングにしたい?じゃあ、Kさんからよろしくね。」

驚いたことに、いつもは意見を出さない(出せない?)メンバーから、次々と前向きな意見が出てきました。
「楽しい。」「何でも言い合える。」「一歩でも前進したい。」「明日からやる気が出るようなミーティングをしたい。」「みんなで同じ方向を向けるようにしたい。」…etc

一通り意見が出たら次の質問に移りました。
「じゃあ、なごみ歯科医院ってどんな医院なの?」
ここでは医院の理念について私が説明し、メンバーと確認しました。質問はさらに続きます。

「では、なごみ歯科医院の「理念」に近づくために、私達はどのような状態が理想だろう?」
全員からいろんな意見が出ました。
「働いている人も皆、楽しかった!と思える。」「明日も頑張ろう!と思える。」「自然と笑顔でいられる」…etc
そうです。みんないい仕事をしようと思っていたのです。これまではみんながその気持ちを発揮する場を院長が作れなかっただけなのです。
ミーティングはさらに盛り上がってきました。

「そうしたら、より「理念」に近づくために、私達に今できることは何だろう?」
また全員から意見が出て、次の質問に移りました。

「理念に近づくために、それぞれこの1か月課題を持つとしたら、どんな課題?」

こうして、メンバーの一人一人が、この先1か月の課題を発表しました。一例を挙げます。
衛生士Oさんの課題
「受付にいると、患者様が来られる姿が窓越しに見えます。その姿でどなたが来られたか分かるので、「〜さん。お待ちしておりました。」と先に挨拶をします。」
「患者様がお帰りの際は、出口までお見送りして、ドアを開けて差し上げます。」

うーん素晴らしい。このような意見を言えるなんて。正直、私は感動していました。
メンバーの課題発表に感心しながら、私の頭には別の考えが浮かんでいました。

「このようなミーティングを可能にする、小林コーチってすごい。コーチングってすごい。コーチングを活かせばこんなにみんなが輝くんだ。自分もコーチングをもっと学びたい。」
まだおぼろげながら「将来、コーチの資格を取りたい。」と思い始めた瞬間でした。

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