2009年12月13日 青島太平洋マラソン

at 2009-12-15

12月13日、青島太平洋マラソンに参加しました。フルマラソンの部、5年連続5回目の参加です。今年は十分に練習することができなかったのですが、「NLPはマラソンにどう活かせるのか?」をテーマに自己ベストを狙うこととしました。

これまでフルマラソンの目標といえば「3時間30分以内」でしたが、ここ2年間その壁を破れませんでした。
そこで今回は目標を「3時間28分」に設定しました。「3時間30分以内」という言葉の中に、「3時間30分という壁がある」という前提があったことに気付いたためです。

NLPの基本は「壁や障害ではなく目標、ゴールに焦点を当てる」ことです。なので、3時間28分で走るという目標だけを考えることとしました。

スタート前には30分瞑想しました。まず、3時間28分でゴールした時に取るポーズや言葉を決め、ゴールの瞬間に見える光景、聞こえる音、その時に感じる感情を何度も何度も臨場感を持って体感しました。そして、中間地点(1時間40分予定)で見える光景、聞こえる音、感じる感情を体感し、今→中間地点→ゴールでの光景、聞こえる音、感情を繰り返し何度も何度も体感しました。

次に、3時間28分でゴールすることで得たいもっと深い意味は何かを考えました。「目標を達成することで自信を得ることができ、この経験をリソースに他人の目標達成をサポートし、幸せな人生に貢献できる。」という答えが返ってきました。
そして、自分の目標を達成し、他人の人生に貢献する自分は何者だろうか?どんな存在なのだろうか?と考えました。アイデンティティの設定です。すると次の3つが浮かびました。
1. 目標達成のマスター
2. 潜在意識を100%活用できるNLPer
3. 愛と感謝にあふれたエリートアスリート
後は走っている時に、自分自身にこう問いかければいいのです。「目標達成のマスターである自分は、今何をできるだろうか?」

さらにインカンテーション(自分のモチベーションを最大限に高めてくれる言葉)です。これは尊敬するピーターセージのインカンテーションを借りて、力強く何度も声を出します。
I Can, I Am, I Will, I Must! Because In Myself I Totally Trust  For I Am Strong, With A Burning Desire  To Live My Life To The Max And Never Retire!! 
(訳)できる、できている、やる、すべき!自分を100%信じるから 最大限に人生を送り、引き下がらないという激しい欲望をもった強い人間だから!

例年のようにボランティアの方に「ありがとう」と感謝を伝え、ハイタッチをして、体感していた通りに3時間28分12秒でゴールしました。たいしたタイムではないのでしょうが、達成感で一杯です。

この経験をリソースに、来年は他人の目標達成をサポートすることに取り組みます。
NLPを教えてくれたトレーナー、ともに学んだ仲間達、ありがとうございました。


上:インカンテーションの参考図書。購入したのは2005年で今もたびたび読み返します。私の人生を変えた一冊です。

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