コーチング日記

第19話 第5ステージその2 CTP説明会

at 2006-6-19

説明会当日、会場に行くとすでに20人くらいの参加者が、コーチングを紹介するビデオを見ているところでした。(要は自分が遅刻したということです。)雰囲気はまるでマルチ商法の説明会みたいです。「何か変なところにきてしまったなあ。」私は正直、かなり引いてしまいました。

コーチングを紹介するビデオが終わると、パワーポイントでのコーチングの説明になりました。コーチングの語源、定義、最近注目を集めている背景、3つの原則etc…このあたりは、文化サークルでも聞いていたことなので、すんなり耳に入ります。

説明会も中盤に差し掛かったときでした。
「それでは、今からコミュニケーションについて一緒に考えたいと思います。どなたか一人、前に出ていただけますか?」
コーチ21のスタッフのIさんがそう声を掛けました。手には、なぜだか新体操で使うボールを2個持っています。

参加者の中からTさんがボランティアとして前に出てくれました。何をするのだろう?

I「それではTさん、今からキャッチボールをします。いいですか?」
T「はい。」
I「今からボールを投げます。」 

Iさんは、Tさんにやさしくボールをパスし、Tさんが受け取ります。

I「Tさん、今のボールはどんな感じですか?」
T「とても受け取りやすいです。」
I「では、これはどうですか?」 

「ボン!」 Iさんは突然、Tさんにボールを投げつけました。

I「Tさん、今のボールはどうですか?」
T「とても受け取れません。冷たい感じがします。」

すごく単純なデモンストレーションですが、自分の中に気づきが起きるのがわかりました。
「そうか!これがコニュニケーションなんだ!自分はこれまで、自分が投げたいようにボールを投げていた。「今からボールを投げますよ。」とか「ボール投げていいですか?」と聞くこともなければ、相手が受け取りやすいように優しいボールを投げることもしていなかった!」
自分がしていたことは、例えるならまるでドッジボールだったのです。

この後、いろいろなキャッチボールのデモがありました。後ろを向いたTさんにわざとボールをぶつけたり、ボールをやる気なさそうに転がしてみたり、お互い声を掛け合って2つのボールを使って上手にキャッチボールをしたりetc…

このデモンストレーションは、コミュニケーションを視覚化して理解するという点でとても面白かったのですが、文章ではその面白さをとても伝えきれないので、是非興味のある方はこのデモを実際に見ていただきたいと思います。
目からうろこが落ちますよ!

その後2人組でのコーチングスキルの実習や、CTPの説明がありました。私はこのキャッチボールですっかり参ってしまったため、CTP申込書にその場でサインをし、提出して会場を後にしたのでした。

説明会恐るべしという感じですが、とにかく、迷っていたところに背中を押してもらったということなのでしょう。こうして、コーチになる勉強をするため、CTPの受講をすることに決めました。