コーチング日記

第11話 第3ステージその1 「ほめる、承認する」

at 2006-1-28

コーチをつけて3か月ほどが経ちました。この頃、少しずつセッションの効果を感じるようになりました。
コーチをつけるまでは、自分はどうなりたいのか?が漠然としていました。コーチをつけてからは、コーチと話すことでなりたい自分がはっきり見えるようになり、なりたい自分になることができるようになってきました。週1回のセッションも楽しみになりました。

自分はコントローラーというタイプです。コントローラーは、他人にほめられることを好みません。「ほめることで他人が自分をコントロールするのではと警戒してしまう。」ことが理由です。
では、コントローラーのリーダーは、どのようにスタッフに接するべきなのでしょうか?スタッフは(正確にはコントローラー以外のタイプのスタッフは)、もっと認められ、ほめられたいのですから、スタッフを自分が思っているより10倍ほめることが大切です。

さて、ようやく怒らない自分になれたので、次にスタッフをほめることができる自分になりたいと考えました。コントローラーの自分は、他人をほめることが苦手で、これまでスタッフをほめたことは全くといっていいほどありませんでした。

そこでスタッフが仕事をできた時、自分はどう感じたかを伝えることでほめることにしました。ほめることでスタッフはモチベーションが高まり、成長するという作戦もありました。

私はスタッフのKさんに「もう少し来院される方の話を聴いて欲しいなあ。」と思っていました。以前の自分なら「なぜ話が聴けないの?もっと聴かないとダメだよ!」と怒っていたかもしれませんが、コーチングを学んだ今は「みんなできる人だ」がベースです。そこで、「Kさんが話を聴けるようになるために自分は何ができるのだろう?」と考えました。そして「Kさんが来院される方の話が聴けていたら、そのことをほめよう。」と決めました。

さっそく実行です。「今日、○○さんの話をよく聴けていたと僕は感じたよ。」「○○さんが喜んで帰られて僕はうれしかったよ。」などと、Kさんの仕事振りを折に触れIメッセージでほめてみました。
(Iメッセージとはコーチングの「承認」のスキルの一つで、私はこう思った、感じたと自分を主語として気持ちを伝えることです。Iメッセージは相手が受け取りやすく、承認につながります。)

でも彼女の反応は…「えーそうですか?」と、つれない感じです。そう、彼女もコントローラーだったのです!ほめらてもうれしく感じていないのです。作戦失敗。
「どうしたらいいのだろう?」私はまた新たな課題に悩むことになりました。